名作デザイナーズ家具おすすめ8選 ~照明編~フルリノベーションされた内装とインテリア相性よし。お部屋の雰囲気をガラッと変える照明、気持ちを落ち着かせる電球色や、空間に奥行きをプラスする間接照明など室内雰囲気には欠かせないライティング。チェア編はこちら国内外の映画やドラマでも見かける人気のおすすめ名作デザイナーズ照明を8つ紹介いたします。・ネルソンバブルランプバブルランプの特徴は、シンプルながらもユニークなフォルムから幻想的な光を照らし出す美しさにあります。1952年にGeorge Nelsonによって設計されたこれらのエレガントな照明器具は、頑丈な軽量スチールフレームにより、天井から吊り下げても、床やテーブルの上に置いても、あるいは壁に取り付けても、デリケートな浮上感を与えます。Nelsonはスウェーデン製のシルクを張ったハンギングランプを見て、インスピレーションを得ました。自分のオフィスにこのランプを欲しいと思いましたが、あまりにも高すぎました。独創性に富み、才能溢れるNelsonは、当時米軍が開発した、白い半透明の噴霧式プラスチックを使用する技法を用いて、ネルソンバブルランプの第1号を創作しました。Nelsonは、基本的な有機体の形状から、アップルバブルペンダント、ペアウォールスコンス、ロータステーブルランプ、ソーサーペンダントランプなどのバリエーションを創作しました。・トパンヴァーナー・パントンが初めて量産品として手掛けた照明であり、この成功に続き、有名なフラワーポットが発表されました。トパンが持つデザインのシンプルな部分、そしてクールな部分はこの照明が世に出た当時から現代に至るま普遍的な価値観として認識されています。・グローブデンマークを代表するデザイナー、Verner Panton(ヴェルナー・パントン)デザインのグローブランプ。存在そのものが美しいシェード全体を透明なアクリルの球体で覆ったペンダントランプです。ボールチェーンで連結されたシェードは宙に浮いているようにも見え、5枚のアルミ製のリフレクターは、内側をブルー、オレンジそしてホワイトに塗られ、神秘的な光を放ちます。「グローブ=地球」という名の通り、惑星を連想させる佇まいです。・PH51958年の発売以来、世界中で愛されている傑作ペンダントライト「PH 5」。北欧照明だけでなく、現代の照明を代表する最高傑作のひとつであり、60年以上が過ぎた現在も雑誌やテレビで取り上げられる不朽の人気照明です。一度見れば忘れられない、特徴的なシルエットは、デザイナー、ポール・ヘニングセンの“光をかたちづくる”という革新的取り組みの結晶。外側のどこから見ても電球が見えない独自設計のシェードは、対数螺旋と呼ばれる数学的なカーブにより、光源を眩しさの抑えられた優しい光へと調律し「自然光のような暖かさ」「黄昏の日差し」「陽だまりの心地よさ」など様々な表現で称えられる独特のあかりを生み出します。単なる形態だけのデザインにとどまらず、人と空間を美しく見せ、幸せに暮らすことができる光を醸し出すよう設計されていることから、PH 5はしばしば「モダン照明の父」とも呼ばれています。・メイデイMaydayはイタリアの名門照明ブランドFLOSが製造する斬新な照明です。使い方を束縛しない自由でフレキシブルなデザインのおかげで、ユーザーの気分やお部屋のレイアウト変更にも柔軟に答えます。モダンで高級な照明のイメージがあるFLOSですが、このMaydayは価格もお手頃です。カジュアルな雰囲気で使える間接照明として、場所を選ばずご活用ください。デザインを手掛けたのは家具や食器など幅広い分野で活躍するコンスタンチン・グルチッチです。・ホースランプ凛々しい馬のオブジェに照明を組み合わせたフロアランプ。スウェーデン出身の女性デザイングループ「フロント」の手による、動物のリアルなスケール感を忠実に再現したアニマルシリーズのひとつです。彼女達の作品は共通の議論・探検・実験に基づいており、全てのプロジェクトやデザインにおいて、初期のアイデアから形ができるまで一貫して全員でつくっている。moooiから発表したアニマルシリーズは、等身大の動物のリアルなスケール感をインテリアデザインに取り入れた代表作。今にも動き出しそうなダイナミックなスタイルは、空間の主役として存在感を放ちます。・ボッチ 14 SeriesBocciコレクションの中でも一番の人気シリーズである"14シリーズ"。こちらは直径約10cmの無垢のガラスグローブに光源を入れた、14灯タイプのペンダントライトです。リサイクルガラスが使用され、ハンドメイドで製作されているため、キズや気泡の入り方など、その表情は一点ずつ異なります。点灯すると、キャンドルが灯っているかのような優しさや温もりを感じられます。同シリーズの1灯タイプと組み合わせて使用したりと、レイアウトの仕方は自由自在。ケーブルの長さも空間に合わせて自由にカスタマイズ出来ます。レトロさとモダンさを併せ持ったこの照明は、天井高のあるダイニングルームやリビング、吹き抜けの玄関ホールなどに最適です。・アルコランプアッキーレとピエル・ジャコモのカスティリオーニ兄弟による1962年の作品であり、近代照明デザインの名作である。重厚な大理石ベースからステンレスのアームが美しいアーチ(アルコ)を描く事から、この名前がつけられた。優雅に頭を垂れたその様は、リビングの顔となる風格があります。ベースからランプシェードまでの距離は約2メートル。多少の距離なら対応できるサイズを持っています。シェードには上方向にも光が当たるよう穴が開けられており、幻想的な照明を演出します。天井につるすことなくお部屋を広く照らすフロアライト。モダンなデザインと柔軟な発想が生む近代デザインでインテリジェンス溢れる空間ができ上がります。